​採蜜地・採蜜日毎のハチミツをお届けする理由

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私たちは、自分達のライフスタイルや周りの環境、ミツバチにストレスをかけないために巣箱を移動しない定飼(定地)養蜂をしています。

そのため、花の開花に合わせて巣箱を移動したり、特定の花の開花に合わせて採蜜はせず、ハチミツがしっかり熟成したタイミングで採蜜しているので様々な花の蜜がブレンドされたいわゆる「百花蜜」になります。

 

百花蜜は、採蜜する年によっても月日によっても風味が異なるのが欠点でした。

購入する度に、味が変わってしまう商品を同じ商品名で販売したくない、

同じ商品名で味のばらつきがないようにしたいと思い

採蜜地毎・採蜜日毎にボトル詰めすることにしました。

 

また、同じ場所で同じミツバチが作ったハチミツを同じ月に採蜜していても風味に違いがある場合があり、

この偶然生まれた繊細な味のハチミツを混ぜてしまうのは勿体無いと考えたからです。

混ぜてしまったら、生まれなかった味わいのハチミツが楽しめるからです。

 

しかし、このようなやり方だとロットが細かくなり管理も大変ですし、都度ラベルを作成しなければならないので、とても手間がかかります。

実際に消費者の方がここまで求めているかというと、そうではないかもしれません。

しかし、好みの風味のハチミツを発見できたらきっともっと喜んでもらえるのではないかという想いと、自分たちはいつどこで採れたものなのか知りたいと思ったので、このような販売の仕方にしました。
 

風味が分かりにくいからこそ、しっかり味の特徴を伝える

百花蜜は風味が異なるのが特徴で、購入する際に好みの味なのか、どのような風味なのか分からないままに選ばないといけませんでした。

そのため、私たちは可能な限り風味の特徴をしっかりと伝えることにしました。

日本はちみつマイスター協会認定講師を取得し、正しいはちみつテイスティングも身につけています。

私たちは、採れたハチミツは全て自分達でテイスティングをし、風味の評価を

『甘味・酸味・苦味・コク・クセ・華やかさ』

の6項目で5段階評価し、風味の特徴をなるべく伝えるようにしています。 


また、それぞれのハチミツとの相性の良し悪し、食べ合わせなども探索しなるべくお伝えしています。 

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ミツバチの健康を第一に考える

私たちはパートナーであるミツバチが出来るだけストレスを少なく快適に過ごす手助けをすることが最も大切だと考えています。 

そのため、生産量や作業効率よりも巣箱一つ一つ丁寧に管理をすることに重視しています。

 

一年中巣箱を移動しない定飼養蜂をしているのも、ミツバチに移動のストレスをかけないためです。

 

花の少ない時期にはミツバチの命を守るために糖液の給餌をする場合がありますが、人間にとってもハチミツが身体に良いように、ミツバチにとってもハチミツは身体に良いものだと思うので、ハチミツを採りすぎないように気をつけています。

 

また、ミツバチも生き物なので病気になる場合があります。特に気をつけなければならないのが、ミツバチに寄生するミツバチヘギイタダニです。

現在世界中に蔓延していて、ミツバチに寄生し弱らせ、ひどい場合には群が消滅してしまいます。

現在の養蜂では切っても切り離せない問題です。

私たちは、なるべくミツバチへの薬剤の負担を減らすため、薬剤の耐性を作らないようにするために、日々のお世話で薬を使わずにダニをコントロールするように心がけています。

しかしそれでも、ダニが寄生して群の崩壊を招きそうな場合は、薬を使用しミツバチを守ります。ただし必ず用法容量を守り使用しています。

​品質へのこだわり

こだわり①

女王蜂の産卵スペースを管理し、育児に使われていない巣枠からのみ採蜜を行います。幼虫や蛹が入っている巣枠から採蜜してしまうと、ハチミツにミツバチの体液などが混入してしまいます。何より、折角ミツバチが育てている子供たちを殺してしまうのは、ミツバチの優しくないからです。

こだわり②

採蜜する群への糖液の給餌はしない事で、糖液がハチミツに混ざらないように努めています。

こだわり③

ミツバチの群毎にいつどのような作業をしたかを毎回記録に残しデータ管理することで、ハチミツの安心・安全・トレーサビリティに繋げています。

こだわり④

採蜜作業は衛生的な室内に持ち帰り行うことで、ボツリヌス菌の混入を極力防ぐ努力をしています。

こだわり⑤

ボトル詰めやラベル貼りなど全て手作業で行い、各行程で、異物混入などをチェックしています。

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容器へのこだわり

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ハチミツは現在様々なタイプの容器で販売されており、どれも一長一短あるのですが、私たちが一番にこだわったのは、使いやすさです。

 

スクリュウタイプの瓶は、私自身使いたいと思った時に蓋が固くなってしまい開かず、そのまま使えずに放置してしまう事が多かったので、

ユニバーサルデザインを考慮し、力が無い方などでも使いやすい片手で簡単に開け閉めができるキャップタイプの容器にしました。

またスクリュウタイプの瓶の場合、スプーン等でハチミツをすくう必要があります。

・蜜切れが悪くなる

・欲しい量をすくうのが難しい

・追加でハチミツを使いたい時に新しいスプーンを使わないといけない(洗い物が増える)

 

などの理由で、私たちはハチミツを食べるのになるべくストレスが少なくなる容器を選びました。

 

ただし、結晶化した際は湯煎が必要といった欠点もあるので、今後の課題だと思っています。