はちみつのこだわり
1. 味わい深い個性豊かな百花蜜
私たちはミツバチになるべくストレスをかけないために、花の開花に合わせて巣箱は移動せず、その環境にある花からのみできるはちみつにこだわりを持っています。
このように様々な花の蜜がブレンドされたはちみつのことを一般的に「百花蜜」と言います。
百花蜜と一言で言っても、採蜜する場所・採蜜する年・月日によっても風味が異なり、とても個性豊かです。
そして、ミツバチたちが自然に作り出したはちみつは、その土地のその時を感じることのできる唯一無二のはちみつになります。
この個性豊かな百花蜜をより楽しんでいただけるように、採蜜地・採蜜日ごとにボトル詰めをし、それぞれの風味の特徴をお伝えして販売しております。
2. 品質の良いはちみつを採る
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はちみつの品質を向上させるために、糖度がしっかり上がった熟成したタイミングで採蜜しています。
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女王蜂が産卵できないスペースを作り、そこにはちみつを貯蔵させることで採蜜時に卵・幼虫・蛹などの体液が混ざらない工夫をしています。
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養蜂では砂糖水を給餌する場合がありますが、はちみつに砂糖水からできたはちみつが混ざる恐れがあるため、採蜜期間中は砂糖水などの給餌は一切行いません。また、花の少ない時期も可能な限り給餌をしなくて済むように、ミツバチの健康のためにもミツバチたちが必要な量のはちみつを残すようにしています。
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美味しいはちみつを採るには、ミツバチがストレスなく健康に過ごしていることが大切であると考えています。普段の養蜂作業の際も人間の都合ではなく、ミツバチにとって良いと思う方法を選択するように心がけています。
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ボツリヌス菌の混入を極力減らすために、日常の養蜂作業中も道具を地面に置かない、巣枠に土が付かないようにするなどの対策をしています。また、採蜜作業も衛生的な室内に持ち帰り行なっています。
※しかしながらボツリヌス菌の混入を完全に防ぐことはできません。1歳未満の乳児には与えないでください。
3.使いやすさにも配慮する
ハチミツは現在様々なタイプの容器で販売されており、どれも一長一短あるのですが、私たちが一番にこだわったのは、使いやすさです。
スクリュウタイプの瓶は、私自身使いたいと思った時に蓋が固くなってしまい開かず、そのまま使えずに放置してしまう事が多かったので、ユニバーサルデザインを考慮し、力が無い方、身体が不自由な方でも片手で簡単に開け閉めができるキャップタイプの容器にしました。
またスクリュウタイプの瓶の場合、スプーン等でハチミツをすくう必要があります。
・蜜切れが悪くなる
・欲しい量をすくうのが難しい
・追加でハチミツを使いたい時に新しいスプーンを使わないといけない(洗い物が増える)
などの理由で、私たちはハチミツを食べるのになるべくストレスが少なくなる容器を選びました。
また、なるべくプラスチック製品の使用を減らしていきたいと考えているため、ガラス瓶を採用しています。