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はちみつを1歳未満に与えてはいけない理由は?

更新日:2023年2月12日

はちみつは、美味しいうえに栄養素も豊富で健康に良いので、ご家族皆様で楽しんで頂きたい食品です。甘くて美味しいはちみつは赤ちゃんもきっと喜んで食べてくれるし、与えたいと思うママさん、パパさんもいるかもしれません。しかし、絶対に注意して頂きたいことは、はちみつやはちみつを使った食品を離乳を終えていない1歳未満の乳児には与えてはいけないということです。

その理由は、「乳児ボツリヌス症」のリスクがあるからです。


ボツリヌス菌は、海や川、土の中など自然界に広く存在します。

はちみつは高い糖度や有機酸などにより細菌が増殖し難い食品ですが、ボツリヌス菌の芽胞(硬い殻をもった種子のような状態)が含まれている可能性があります。

この芽胞は、熱にも強いため、通常の調理では死滅しません。

芽胞の状態では増殖したり毒素を作ったりすることはありませんが、低酸素条件になると、発芽して増殖を始め、極めて強力な毒素を産生します。


腸内環境が出来上がっている大人や離乳が完全に終わっているお子様であれば、ボツリヌス菌やその芽胞が含まれる食品を口にしても、他の腸内細菌との競争によって、ボツリヌス菌が定着し増殖することはありません。

しかし、乳児の腸内環境は大人とは異なり、ボツリヌス菌が増殖し毒素を出してしまう可能性があります。


乳児ボツリヌス症は大変怖い食中毒です。

はちみつが原因とされる乳児ボツリヌス症は1989年に2例報告されてから、長年認められていませんでしたが、2017年にはちみつの摂取が原因と推定された乳児ボツリヌス症により生後6か月の男児が死亡するという大変悲しい事故が起こりました。この赤ちゃんは、離乳食として、市販のジュースにはちみつを混ぜて与えられていたそうです。


ちなみに、妊娠中や出産後のママさんがはちみつを食べることは全く問題ありません。

はちみつには葉酸などビタミンB群が豊富で、妊娠中や授乳中のママさんにもオススメの食品です。

妊娠や出産のお祝いとして、はちみつを送ること貰うこともあるかと思います。

赤ちゃんのお世話をする方はぜひ、「はちみつを1歳未満の乳児には与えてはいけない」ということを覚えておいて下さい。






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