ハーブティーはなんだか難しいイメージがあるかもしれませんが、ポイントを抑えておけば誰でも簡単に楽しむことができます。
ハーブの中には、効能が強く注意が必要なものはありますが、多くのものは医薬品とは違い優しく穏やかに作用してくれます。
使用する茶葉の量もスケールなどで計量する必要はありません。
計量に使うものは、ティースプーンのみ。
多少、濃く出ても、薄く出ても大丈夫!!
難しく考えずに、楽しむことが大切です。
◆ ドライハーブの場合
ティーカップとティーポットは、あらかじめ温めておく。
ティーポットにドライハーブを入れる。使用するハーブの量は、ティーカップ1杯(約150〜180cc)でティースプーン山盛り1〜2杯(2〜3g)を目安に入れましょう。
沸騰したお湯をティーポットに静かに注ぐ。
ティーポットの蓋をして、3〜5分蒸らす。温度を保つ為、香りを逃さない為にも蓋をするのがポイント!
ティーポットを軽く水平に回して、ティーの濃さを均一にする。
茶漉しで漉しながら、ティーカップに注ぐ。
お好みで、ミントなどのフレッシュハーブを浮かべたり、はちみつを入れるのもおすすめです。
実や種子など堅いハーブは、スプーンの背で軽く潰したり、ミルなどで細かくしてから使用すると成分が出やすくなります。
ハーブの種類によって、カサが異なります。適宜調整をして、ご自分の好みの茶葉の量を調整して見ましょう。
果実や根、種子などは成分が抽出しにくいため、5〜10分蒸らしてから飲用するのがおすすめ。ブレンドする場合は、葉のハーブを入れる前に5分ほど蒸らしてから葉や花のハーブを追加すると良いです。
ハーブティーの成分は飲むだけでなく、ハーブティーの蒸気からも得ることができます。蒸気の中には、微量の精油成分が含まれており、鼻などの皮膚粘膜にも優しく働いてくれるものもあります。また、ハーブの香りを嗅ぐことでリラックス効果をもたらします。
ぜひ香りと共にゆったりとした気持ちで、隈なくハーブティーを楽しんでください。
◆ フレッシュハーブの場合
ドライハーブとは異なる、フレッシュな爽やかな香りと味を楽しめるのが特徴です。
お庭やプランターで簡単に育てることができるものも多いので、ぜひハーブを育ててフレッシュハーブティーを楽しんでみてください。
フレッシュハーブティーの入れ方は、ドライハーブと基本的には同じですが使用する茶葉の量に気をつけましょう。
ティーカップ1杯(約150〜180cc)でティースプーン山盛り2〜3杯程度を目安に入れましょう。ドライハーブよりも水分があり、カサが増えるので多めに入れてもOK。ミント類であれば、1杯で5~7枚程度の葉を使用する。
使用するハーブはなるべく無農薬のものを使用しましょう。土や虫などが付いている場合があるので、使用する前にさっと洗いよく水気を取りましょう。
使用するハーブは、変色がなく、出来るだけ若く柔らかい葉や花を選びましょう。使う分だけ、収穫しましょう。
ハーブは、指でちぎるかハサミでカットして細かくすると良いです。また、香りを立たせるには、葉を手のひらで軽くたたいてから入れましょう。
香りや味が物足りない場合は、ハーブを追加して調整しましょう。
【一人で飲むなら断然こっちがおすすめ】
お気に入りのティーポットとティーカップでハーブティーを飲むのもティータイムを楽しむには、おすすめですが自分一人だけの為に、毎日ティーポットを使うのは洗い物も増えるし面倒に感じる方も多いと思います。
そんな方におすすめなのは、茶漉し付きのマグカップタイプがおすすめです。
『茶漉し付き マグカップ』『ハーブティー マグカップ』などと検索すると様々な
デザインや材質、容量のものが出てきます。2,000円前後で購入できるものが多いのも嬉しい。
◆ アイスハーブティーの作り方
ハーブティーの中には、ハイビスカスローゼルやマテのように水出しでも簡単に美味しく飲めるものもありますが、どんなハーブを使用したとしても美味しくアイスハーブティーが飲める方法をお教えします。
まずは、濃いハーブティーを作る。ホットで入れるときと同じ茶葉の量で、使用するお湯の量は半分ほどにして2~3倍濃いハーブティーを作る。
はちみつなどの甘味を入れる場合は、ここでポットに入れてよく溶かすのがおすすめ。
グラスに多めに氷を入れ、ティーを注ぐ。
夏場などで、たくさんアイスハーブティーを飲む場合はホットと同じようにハーブティーを作り、保存用タンブラーなどに入れ冷蔵庫で冷やしておくと適宜飲めるので便利です。
※作る量は、1日で飲み切れる量にしてください。
おすすめのアイスハーブティーは、ミント類、レモンバーム、レモングラスなど。
ホットよりも飲みやすくなるので、ハーブティーを飲み慣れていない方やお子様にもおすすめです。
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